人柄を垣間見る「スナックどり~む」(次世代事業統括部 統括部長 進藤圭)

東京・六本木一丁目のとある一角。そこには、ディップの役員・事業部長がお忍びで訪れる1件のスナックがある。

その名も「スナックどり~む」。グラス片手にママとお酒を交わすと、不思議と素の自分に戻ってしまい、ついあんなこと、こんなことを話してしまう。

今宵も夜が深まるなか、また一人、ママの元を訪れる――。

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本日のお客様:進藤 圭さん(次世代事業統括部 統括部長)

ママ:進藤さん、いらっしゃい!待ってたのよ~。

進藤さん:え?何かあったの?

ママ:ここ数年は、恒例の”お正月休みに夫婦で行く新幹線旅”の話を聞かせてくれていたじゃない。行き先を決めずに新幹線のチケットだけ取って、乗車中に宿を取るっていう、あれ!今年の話を聞きたくてうずうずしてたのよ~。

進藤さん:そんなに楽しみにしてくれていたの(笑)。 今年はねぇ、上越新幹線に乗った!で、例年のごとく駅弁を食べながら宿を探していたのね。31日の当日に宿を取るんだから、少々高いのは承知の上。でも、いくら空いていても、最高級の部屋はなるべく避けたいって条件も同じ。それで取れたのが、長野のホテルだった。

ママ:へぇ~、今年も何とか取れたのね。…んん?長野??そもそも上越新幹線じゃないような…。

進藤さん:当たり!しかも新潟まで行っちゃったから、タクシーで長野まで行ったんだ。そんな感じで今年も楽しかったよ(笑)。帰りは旅行らしく、軽井沢で観光して帰ったし。

ママ:相変わらずねぇ~。進藤さんって学生時代に起業しているし、アクティブなイメージはあったけど、小さいころからそうだったの?

進藤さん:ん~どうだろう。レゴはもの心つく前からずっとやっていたみたい。小3くらいまでは、レゴビルダーになりたかったのは覚えてる。今でも車とかつくるよ。あと、サーフィンをやってたんだって。僕は全く覚えていないんだけど、福岡の海沿いで育ったから、やれる環境があったんだろうね。

ママ:サーフィン!?意外だし、覚えてないのもビックリだわ。

進藤さん:ね~、僕もビックリ(笑)。あ、そうそう、小学校低学年くらいから料理も作ってたよ。うちは両親が共働きだったから、二人とも忙しいときは自分で作っていたんだ。今でも料理は好きでよく作るよ。冷蔵庫にあるものでパパっと系の料理が多いかな。

ママ:そうなの!?知らない一面が次々と出てくるわね…。じゃあ中学時代は?

進藤さん:中学は陸上で走高跳をやっていたの。陸上の何の種目をやるか、身長や足の速さを鑑みて探したんだけど、自分に合う種目がなくて。それで、誰もやっていなくて、自分もやったことのない走高跳を選んだの。中1~中3まで、走高跳をやっていたのは僕一人だけ(笑)。
あと、サッカー部も掛け持ちでやっていたんだ。走高跳とサッカー部の練習場は隣だから、走高跳に飽きたらサッカーの練習に参加して、ひと段落したらまた戻るっていう独自のサイクルで練習できて、けっこう楽しかったよ。

ママ:自由だったのね~。じゃあ高校も自由な校風なところを選んだのかしら?

進藤さん:高校を選んだ軸は、ちょっと違うんだ。実は、うちの実家ってお寺なのよ。当時は祖父が住職で、両親は教師だったんだけど、ずっと仏教の世界で育ってきたから、僕にとって仏教はもうお腹いっぱい状態だったわけ。で、ほかの宗教に触れてみたくなって、クリスチャン系の高校に進学したんだ。
普通はお寺の息子がクリスチャンの学校に行くって言ったら反対されると思うんだけど、両親はすんなりOKしてくれたんだよ。自分の両親ながら、変わっているな~って思ったね。

ママ:素敵なご両親じゃない!それで、クリスチャンの高校に入学してみてどうだった?

進藤さん:うちの高校にはヨット部があってさ。それまでヨットの経験者に出会ったことがなかったし、未経験のことにチャレンジしたい性分としては、入部せずにはいられなかったのよ。でもそのヨット部、強豪校で土日も練習するような部だったから、高校生活は本当にヨット漬けの毎日だったんだ。

ママ:ヨットって、あの二人組で船の上で激しく動き回っている、あのヨット?ものすごくハードそうなのに、お休みなしなんて…。

進藤さん:めちゃくちゃハードだったよ。『海、楽しそうだな~』なんて気持ちで入ったから、なおのこと(笑)。でも、海に出ているのは2~3時間くらいで、あとはヨットの整備や準備をしていたから、土日は部活の後に普通に遊べてはいたんだよね。
ヨットは本当に楽しかったな。体力もついたおかげか、いまだに風邪も引かないし。クリスチャンのことを知ろうと思って入学したけど、そっちよりすっかりヨットに夢中になっちゃったよ。

ママ:進藤さんにヨットのイメージはなかったわ~。それで、大学ではしくじり先生になったってわけね。そういえば、大学時代に2回起業してるって言っていたじゃない?2回目は期間を開けずにすぐ起業したの?

進藤さん:2回目の起業までは半年くらい空いていて、その期間はアジアを旅していたんだ。いろんな国を渡りながらインドまで行って、今度は別ルートで各国を回って帰ってきたの。インドがUターンポイントって感じ。

ママ:えー!何そのエピソード!

進藤さん:楽しかったよ~。特に、ベトナムとインドは面白かった。何せ、水を飲むのもドキドキする状態で、日本ではなかなか見かけない光景が盛りだくさんだったからね。シンガポールや香港は都市だから、旅をするのには困らないんだけど、やっぱりベトナムとインドが新鮮で面白かったな。

ママ:そんな経験があったの!お正月にあのスタイルで旅をする理由も、何となくわかったわ。進藤さん、これからも新しいエピソードがどんどん生まれていきそうね。

進藤さん:確かに、我ながら生まれそう(笑)。これからどんなことが起こるか、何に興味を持つかは分からないけれど、いま楽しみにしていることがあるんだ。それは、シニア世代になったら、またヨットをやること。どこか田舎の方に住んで、シニア向けのセーリングクラブに入るの。そして、猫を飼う!猫は家の外に出るのもOKにするんだ。あの自由気ままに過ごす姿が好きだから、好きなように遊んできてほしいんだよね。
あ~今から楽しみ!

≪ママのメモ帳≫

◆事業をつくるときや投資をするときは、『この要素とあの要素を組み合わせたら、こんな感じの会社になるのでは』と考えながらやっているので、レゴの影響は大きい。

◆高校は、クリスチャンながら男らしさ漂う校風で、制服も学ランだった。そこに憧れて入学したが、進藤さんの代から共学になり、制服も学ランからブレザーに。共学になるという案内を確認しないまま入学したので、入学式ではかなりの衝撃を受けたのだそう。

◆大学時代はヨット部で国体に出場し、個人で3位、団体で10位に輝いた。ちなみに、ヨットでは一切船酔いはしなかった。それは記憶にないサーフィンで培われたものだと思われる。

◆お正月の新幹線の旅 第1回目では、白馬の宿を確保することに成功。しかし、すでに新潟に到着していた上に終電だったため、タクシーで向かうことに。かかったタクシー代は4万円。運転手さんが行き先を聞いて発した言葉は、『え?本気で言ってる?』だったとか。

◆近所になじみの野良猫がいて、よく遊ぶ。ご本人曰く、野良猫が多い町に住む宿命にあるらしい。

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