#10 無料カタログ送付サービスの成功【ディップの創業を調べるお】

ディップの創業を調べるお(※1)、ということで採用説明会などでよく聞かれる創業の物語について答えするコーナーを始めますm9( ゚Д゚)ドーン!

冨田という創業者が始めたこの会社にも、創業のドラマがありました。

こちらを徐々にお伝えしていきます。

冨田のひとりがたりスタイルです。
第十弾はわたしたちの会社の最初のサービス。

無料カタログ送付サービスの成功

IBMとは1998年1月にコンテンツパートナー契約を結び、私のアイデアである「無料カタログ送付サービス」は首都圏1000 店舗のコンビニで運用が開始されました。

翌1999年1月にはトヨタ自動車、本田技研工業をはじめ、全116社の参加を得て、約1億円の売上を計上。

2月にはIBMより、本年度最優秀コンテンツとして表彰を受けるオマケもつきました。

そのサービスを運用するなかで、私はあることに気がつきました。

「無料カタログ送付サービス」のカテゴリーには派遣会社も含まれているのですが、そこへのカタログ請求が多く、クライアントの予想を超える反響があったのです。

私は東京に出てきて以来、パソナ内に席を置いていたのですが、考えてみれば人材派遣というものをほとんど知りませんでした。

人材派遣会社で一番ニーズがあるのは、カタログの送付ではなく、じつは仕事情報の提供にあるということを知った私は、 早速実行してみることにしました。

カタログ送付サービスを開始してすぐの1998年5月、「人材派遣お仕事情報サービス」というコンテンツを立ち上げました。

この広告手法に興味を持ってくれた大手の人材派遣会社が次々に参加してくれました。

もちろん、お世話になったパソナさんにもご参加いただけました。

これが現在の「はたらこねっと」の前身です。

この頃ようやく渋谷区神宮前に自前のオフィスを持つことができました。

ほっとしたのも束の間、新たなる挑戦の波が押し寄せてきました。

インターネットです。
私は、早くからいずれこのサービスはネットでも展開できると予想してきました。

しかし、ここでも立ちはだかったのはまたもや”資金”でした。

第十一弾もお楽しみに。

転載:ダイヤモンド社制作「ファンダーズスピリット」

 

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