こんにちは。Jisedaiの天野です。今回は広報インターン生の京野さんにインタビューしました。
ディップのようなメガベンチャーでの広報インターンは結構珍しいのではないでしょうか?普段の業務ではどんなことをされているのかについても詳しく聞いてみました!
[toc]高校時代に学んだ「心の在り方」

ー自己紹介をお願いします!
慶應義塾大学環境情報学部2年の京野沙耶です。
徳島県出身で、バドミントン三昧な小中高時代を送っていました。バドミントンは今でも大好きで、プチ教室を開いて大人の方にバドミントンを教えています。
他には心理学やコーチングを学んでYouTubeでも発信しています。
ーYouTube活動の話は伺っていました。京野さんの名前を検索してみたらバドミントンの大会がいっぱい出てきて(笑)かなりの強豪校でしたよね?
中学時代では中3で徳島県内で団体戦・ダブルス・シングルスで3冠を取って、四国大会でもダブルスは優勝することができたのですが、全国大会に行くと歯が立たなくて。
もっと全国大会で活躍したいという思いから、魅力的なコーチがいる県外の高校に進学しました。
ーなるほど、高校進学で県外に出るなんてなかなか珍しいですね。高校ではどのぐらい成績を伸ばすことができたんですか?
最初は県内ですら勝ちきれない状態だったのですが、コーチの適切な指導を受けたことで全国上位に食い込むことができ、国民体育大会(いわゆる国体)にも県代表として3年間選ばれて出場することができました。
ーすごいですね。今振り返ると、コーチのどのような指導が京野さんを強くしたのでしょうか?
やっぱり心の在り方ですね。どのスポーツもそうだと思いますが、ネット型のスポーツは特にメンタルでプレーが左右されると思います。
コーチの指導でメンタル面では大きな変化があったんです。
ーそうだったんですね。Youtubeではコーチングの学びを発信しているとのことでしたが、YouTube活動はどのような経緯で始められたんですか?
Youtubeを始めた理由は2つあって。1つは自分が学んでいた心理学やコーチングを発信したいと思ったこと、もう1つは単純にトーク力を磨きたいと思ったことです。
でもやってみたら意外とうまくいかなくて・・・(笑)これまで自分がどれだけ「他者視点」に立って物事を考えられていなかったかを思い知らされました。
ーそうなんですね。確かに他者視点って難しいですよね。僕もインタビュー記事のタイトルを考えるだけで早くても30分ぐらい時間がかかります。
いや、それはかかり過ぎなのでは(笑)
自分が発信したいことがあったとしても、まず他人に「興味を持って」「クリックして」もらわないと始まらないというのが難しいところなんですよね。
だからそこは今でもまだまだ試行錯誤の段階ですし、時には友達からボコボコにフィードバックを受けたりします。でもいい友達を持てたと思います。ちなみに最近協力してくれるようになった友人と作ったものをアップしたのでぜひ見てください!
※京野さんのYouTubeチャンネルはこちらから
コーチングを受けていろんな人を受け入れられるようになった

ー先ほどコーチングの話が出てきましたが、どのような経緯でコーチングのことを知ったのでしょうか?
大学1年生のときから心理学のセミナーを主催しているのですが、1年ほど前におこなったセミナーに参加してくださった方がコーチングの勉強会を開いており、その勉強会に参加してみたのがきっかけです。
コーチング
促進的アプローチ、指導的アプローチで、クライアントの学習や成長、変化を促し、相手の潜在能力を解放させ、最大限に力を発揮させること目指す能力開発法・育成方法論、クライアントを支援するための相談(コンサルテーション)の一形態。ただし、世界的に合意された明確な定義は存在しない。
(出典:Wikipedia)
ーコーチングってどんなことをしてもらうんですか?
大ざっぱにいうと、どんな自分になりたいのか、新しい発想や気づきを促してもらうのがコーチングです。
プロセスは人によって違いますが、まず最初に、目標地点(理想)と現在地を明確にします。
目標地点をどれだけ可視化できるかがとても大事で、現在地と目標地点の距離感を絵で表したり、目的地までの道筋などを明確にしていきます。
そうすることで自分は何がしたいのか、今何をするべきなのかをはっきりさせることができるんですよね。
ーコーチングを受けてみて、どんな変化がありましたか?
一番変わったのは、いろいろな人を受け入れることができるようになったことだと思います。
コーチングは「良いか悪いか」「やるかやらないか」の判断は相手次第という考えでおこなうため、自分が「こうしたほうがいい」と押し付けることがなくなりました。人間関係がかなり楽になりましたね。
あとは、私自身がもともと考えるよりも先に行動してしまう部分が多いので、セルフコーチング(内省)の時間は本当に大事だと思うようにもなりました。
行動を一歩先にできるという面ではいいと思っていたのですが、何も考えずに行動したことが裏目に出てしまうことも多々あったので、内省の時間を意識的に増やすようにしました。
ーコーチングは今後どのようなことに活かしていきたいですか?
将来、バドミントンのコーチをしたいと考えているので、私自身もコーチングの技術を学んで生かしながら生徒に技術以外の部分もトータルで教えられるようになるのが目標です。
広報は発信だけでなく分析の面がしっかりできていなかった

ーありがとうございます。ここからはインターンの話について伺います。ディップで働くまで他の会社でのインターン経験はありましたか?
はい。人材スタートアップで、新規事業の立ち上げを半年間やりました。逆求人型の就活サービスだったのですが、その時は私の力不足で結局自分の知人にしかサービスを広めることができませんでした。
ー新規事業の立ち上げは今次世代事業統括部でも営業インターン生を中心に行われていますが、特にどのような点が難しかったですか?
広報する際に発信にこだわって分析の面がしっかりできていなかったのがざっくりとした反省点です。
やっぱり顧客のニーズをしっかり捉えられていないと、どの層にアプローチすれば良いのかもわからないですし、その部分をもっと深く調べる必要があったと反省しています。やみくもに広報しても効果は出にくいですよね。
ーやっぱりスタートアップの新規事業はかなりハードルが高いですよね。
良い物や良い人はとことん推して発信して、自分以外のみんなにも知ってもらいたい

ー今回なぜディップでインターンを始めたのですか?
先ほど話したスタートアップでのインターン経験でもっと広報について経験を積みたいと思っていたので、Wantedlyで広報のインターンを探していました。
その時に目についたのがディップの広報のライターインターンだったんです。
「いったん話聞きに行くか」と最初は軽い気持ちでオフィスに行ったのですが、その時進藤さんに「うちの部署は変人しか取らないから、ここに呼ばれたってことは君も見事変人と認められたってわけ」みたいな感じで言われ、最高だなと思ってインターンを決めました。
ー広報のインターンを始めた理由を教えてください。
「良い物や良い人はとことん推して発信して、自分以外のみんなにも知ってもらいたい」というモットーみたいなものが私の中であるんですよね。でも前のインターン先では限界を感じてしまった。だから広報をひとしきり学んで発信の仕方をちゃんと学びたいと思ったんです。
ーインターンではどんな業務をされていますか?
広報のライティングをしています。最近プレスリリースを出しまして、「企業の1on1導入状況」について調査し、記事にまとめました。
[blogcard url=”https://www.dip-net.co.jp/news/1215″]ー京野さんの書いたプレスリリースはいろんな所で紹介されていますよね!
いや本当にありがたいです。一生懸命書いた甲斐がありました!
↓取り上げられたメディア↓
[blogcard url=”https://japan.cnet.com/article/35146850/”] [blogcard url=”https://www.j-cast.com/kaisha/2019/12/09374536.html”] [blogcard url=”https://hrnote.jp/contents/news/dip-1on1-20191210/”] [blogcard url=”https://www.mag2.com/p/news/427931″] [blogcard url=”https://news.careerconnection.jp/?p=83627″]ープレスリリースを書く流れってどんな感じなのでしょうか?
今回は何かサービスを新しく出しますみたいなリリースではなくて、調査結果をリリースする内容だったのでそのプレスリリースの作成の流れになるんですが大雑把に説明すると、
何を書きたいかを決める
↓
テーマを決める
↓
タイトルを考える
↓
調査を設計して調査会社に依頼する
↓
調査結果を分析する
↓
記事作成する
というような流れです。細かく分けて説明していくと、
まず何を書きたいかという点ですが、これは根本のところを何にするかですね。私が心理学やコーチングを学んだり発信したりしているので、そこを絡めた記事にしたいなと考えていました。
次にテーマを上司の進藤さんと相談しながら考えていきました。コミュニケーションの部分での1on1が社会にどの程度浸透しているのかについて気になったので、そこを重点的に調べました。そのほかにも実際に上司と部下でコミュニケーションがどの程度取れているのか調べられると良いなと思ったので、その部分も踏まえて記事の構成を考えていきました。
次にタイトルですが、案を私と進藤さんで10個ずつ考えて、ディップの広報の社員さんに読みたいタイトルはどれか投票をとって半分に絞りました。その残ったタイトルを踏まえて、調査で使う質問を考えました。
調査はスクリーニングと本調査の2つに分けて質問内容や選択肢を考えました。ツールを使って回答者を募り、返ってきた反応をみて分析をして。
今回は初めてのライティングだったので、ライティングの構成はある程度進藤さんにお手伝いいただいて、それをもとに作成しました。
これがざっくり今回のプレスリリースを出すまでの流れです。
世の中のニーズがどこにあるのか、何が求められているのか。広報は「分析」が命。

ー実際に広報のインターンをしてみて感じたことを教えてください。
広報は「分析」が命なんだということです。「発信」がメインなのかなと思っていたのですが、裏で地道な分析が不可欠だと感じました。
世の中のニーズがどこにあるのか、何が求められているのか。私はまだまだだけれど、進藤さんはやっぱりその点に長けているなと一緒にお仕事していていつも思います。見習いたいです。
ー広報インターンをしてみて大変だと感じたことを教えてください
調査のための質問やその質問の選択肢を考えるのが大変でした。
根気が要る部分も多いと感じたので、広報をやりたいのであれば、地道な作業でも耐えられるようなメンタルが必要かなと思いますね(笑)
ー最後に、これからディップで頑張りたいことがあれば教えてください。
広報全般もっと極めたいです。広報のインターンは私自身の活動につながっている部分も非常に多いので、毎日が勉強の日々です。
これからも頑張っていきたいと思います!
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