こんにちは。Jisedaiの天野です。今回は、僕自身が就活生ということもあってフリーランスに興味があるので、そのことについて調べていきたいと思います。
フリーランスで働くのって、なんとなく自由な生活をしているというイメージがありますよね。企業の勤務時間にも縛られないですし。ですが新卒でフリーランスになって実際にご飯食べれている人って、なかなか話を聞かないですよね。
そこで新卒でいきなりフリーランスになってちゃんとやっていけるのか、という点についても調べていきたいと思います。
[toc]そもそも新卒フリーランスって何?

そもそも新卒フリーランスってどういう意味?そのような疑問を持つ方もいらっしゃいますよね。そこで簡単に新卒フリーランスについて説明します。
フリーランスとは自営業という意味を指すので「新卒で企業に就職するという道を歩まずに、個人事業主として働く」という人のことを指します。
では、なぜ新卒でフリーランスとして働きたいと考える人が増えたのか考えてみると
・内定ゼロ
・楽しく生活したい
・企業で働きたくない
・新卒という枠組みに違和感
・時間に縛られた生活をしたくない
・スキルがあって企業で働くよりも稼げる
と考えられる理由は様々ですが、新卒でフリーランスを目指したい人のほとんどが企業に就職することへのマイナスイメージを持っているようです。
ネットやIT の普及を通じて働き方は多様になっていますし、1年ほど前に新卒フリーランスが流行ったこともありましたね。
しかし、本当に新卒でフリーランスとしてやっていけるのでしょうか?自分がその生き方に興味があるからこそ、もう少し深掘りしてみたいと思います。
フリーランスとして働ける職業

会社にいろんな部署や仕事があるように、フリーランスにも様々な職業があります。そこで新卒フリーランスとして働いていけそうな職種を一部ピックアップしてみました。
エンジニア
エンジニアはフリーランスの中でも一番人気のある職種ですね。企業とフリーランスで比較されやすい職種でもあります。
主な受注案件として、Webサイトの製作、スマートフォンアプリなどを製作して納品するといった業務です。その他にもサーバーやネットワーク構築など、エンジニアとしての働き口は多岐に渡ります。
複数の言語の取得と実績が必須です。
デザイナー
エンジニアと同様にデザイナーにも多くの仕事があります。イラストレーターやグラフィックデザイナーなど様々な職種がありますが、基本的にIllustratorとPhotoshopが使えることが必須になるようです。また、企画設計やコーディングを行う案件も最近では増えていますね。
エンジニアと同様に、企業であれば安定した給与を得ることができますが、フリーランスデザイナーであれば、働けば働くほど、高収入を得ることができます。逆を言えば、仕事がもらえない可能性もあります。
そして、高単価の案件を受注するためには実績が必要不可欠です。実績がよくわからない人には高単価の案件を発注しようとはなかなか思いませんし、案件を発注してくれるのは会社です。
会社から案件をもらう以上、実績が物を言う世界であろうことは想像に難くありませんよね。
カメラマン
カメラマンは主に写真撮影の業務と認知されていますが、今では写真撮影だけでなく映像を撮って編集できるカメラマンが重宝がられます。
また、広告や報道、スポーツなど、得意とする分野ごとに求められる技術や技量も違います。
いずれにしても、撮影の仕方や編集技術など予め学んで身に付けておかなければいけないスキルはかなり多い印象です。
ライター
ライターはフリーランスの中では比較的誰でもなりやすい職種だと思われがちです。しかし、ライターと一口に言ってもSEOライター、コピーライター、シナリオライター、雑誌や書籍などのコラム執筆など多岐に渡ります。
クラウドソーシングなどで初心者でも簡単に仕事を受注することは可能ですが、専門の分野で技術を持っていなければ、高単価な仕事を受注することは難しいことが多いのも現実。
高収入を狙うのがなかなか難しい職種ですし、クラウドワークスの案件やツイッターに流れてくる情報を見ても月に安定して15万円稼ぐのがやっと、という方が多いように感じます。ライター単体ではなく、他の職種の仕事とうまく掛け合わせて働くのが良さそうですね。
ブロガー
ブロガーもライターと同様に記事を書く仕事となります。唯一違うのが、記事を書いたらお金が入ってくるというわけではないので、稼ぎ方は様々になる点です。
ですが、ライターを目指している人は、何かのプラットフォームを利用したり、独自ドメインを取得してブログをやっている方も多いです。
稼ぎ方はGoogleのアドセンス広告やアフィリエイトが一般的ですが、中にはブログ運営ノウハウを利用してコンサルを開いたり、サロンを開いたりする方もいます。ただし、そのような方はTwitterで一定数のファンを持っているので、いきなりノウハウ販売などで稼ぐことは難しく、SNS上での発信スキルも必須になってくるでしょう。
YouTuber
近年急増しているYouTuber。YouTuberになるためには、資格や実績など何も必要ありません。しかし、生計を立てていくためには、それ相応の努力と工夫が必要になります。
動画の撮影から編集、アップロードまで、一通りできるようにならなければなりません。登録者が多いYoutuberの中には一部の工程を外注する人もいるようですが最初は全部やることになりますから。
YouTuberの中にも、タレントのように個性を売りにして有名になる人と、得意分野のマイナーな部分で有名になる人の2つのパターンがあります。
後者の方がフリーランスでYouTube活動されている方が多く、後発としてYouTuberになるためには誰もやっていない領域かつニッチな話題で勝負する必要があるのではないでしょうか。
新卒でフリーランスとして成功するためにはどうするべきか

やはりどの職種にも言えることですが、仕事を受注するためにはスキルと実績が必要不可欠です。
新卒フリーランスとなると、業務に関する実績やスキルも最初から十分に持っている人は少ないでしょう。なので、新卒でフリーランスを志すのであれば、大学在学中からスキルと実績作りに励む必要があると言えます。
また、業務はその職種の仕事だけでなく仕事をもらうための営業力やお金周りの知識も必要になってきます。
「学生であっても仕事をもらって実績を作ることは可能なのか?」という点ですが、それに関しては可能です。
実際にインターンとして働けば企業で働いた実績を作ることも可能ですし、クラウドソーシングやココナラなどでも実績を作ることは可能です。働きながら知識や経験を身につけていく方が効率が良いですよね。
というわけで新卒フリーランスとしてやっていくためには、いかに早くフリーランスになることを大学在学中に決められるのかという点が重要だと考えられます。
そうでなくても大学1、2年で上記のような活動をしていれば、就活で強みとしてアピールすることができます!
・業務に関する知識や技術を詰め込む
・実績作り(インターンなどを通して)
・人脈を広げる
・お金周りの知識を身に付ける
新卒でもフリーランスになることはできる
結論として、新卒でもフリーランスになることは可能です。
ですが、大学4年の入社間近に、「企業で働くのはいやだ!やっぱりこれからはフリーランスだ!」と闇雲に内定を辞退してしまうのは無謀です。
新卒フリーランスになるためには「いかに早く在学中に行動に移せるか」が鍵になってきます。できれば大学1、2年のうちに決めたいですね!
自分のキャリアを考える上で、就職なのかフリーランスなのかしっかり考えるようにしましょう!