「ありがとうの言葉がやりがい」元アパレル販売員の私が未経験からRPAエンジニアの世界に飛び込んだワケ

こんにちは。Jisedai編集部の小林です。

ディップの次世代事業統括部では大学生のインターンだけでなく、既卒のフリーターからインターンになった方や別の会社で社会人経験があるインターンなど様々なバックグラウンドを持ったメンバーが所属しています。

今回は社会人インターンとしてディップに入社し、今年4月から契約社員になった小沼さんにお話を伺いました!

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「こぬま」ではなく「おぬま」です

ー簡単に自己紹介をお願いします!

小沼です。よく「こぬま」と名字の読みを間違えられますが、正しくは「おぬま」です。文系大学出身です。

2019年8月にディップにインターンとして入社しました。今年の4月からは契約社員として働かせてもらっています。

ー小沼さんって子供の時はどんな感じだったんですか?

小さい頃は今では考えられられないくらいに活発で元気な子でした。虫籠と虫取り網を持って昆虫採集に出かけていましたね。木登りとかもしてたり、どこかの漫画に出てきそうな少年のような毎日を過ごしていました。

性格は昔から頑固で一度決めたことは簡単には曲げません。思い立ったら行動するところがあります。

ー小沼さんの好きなこと、趣味は何ですか?

趣味は寺社巡り、旅行、ライブ鑑賞です。

複数人で旅行するのも好きなんですが、結構一人旅もします。大体寺社への参拝目的に行くことが多いですね。

ライブは80年代アイドルから韓国のアイドルなどのライブに行くことが多いです。

あとはお笑い芸人が好きでよくネタをチェックしてます。最近はYouTubeで動画を配信されている方も多いのでこまめにチェックしています。今一押しの芸人はジェラードンです。

新卒の時は実はアパレルの販売員でした

ーディップに来る前は何をしていたんですか?学生ですか?社会人ですか?

元社会人です。新卒で入社したアパレル会社で販売員をしていました。

ーそうなんですね!IT業界とは遠い業界な気がしますが、どういうきっかけでディップに?

自分のやってみたい分野に挑戦してみようと思ったのがきっかけです。人生一度きりだし、無謀だと思われることにも挑戦しておこうと思って。

前職の販売員の仕事では、大好きなお洋服に携われてとても幸せだったんですが、アパレルもEC販売が盛んになっているこの時代、今後のことを考えると自分の販売員としての将来性や価値を見い出せなくなってしまい。

販売員よりもむしろEC運営等のバックオフィス業務に携わるのもいいのではと思って、転職することを決めました。何よりもまずは技術を少しでも習得しなくては思い、プログラミングスクールに通い始めたのがIT業界との最初の接点ですね。

スクールと同時並行で、転職活動もしていたのですが、転職活動用に登録していたWantedlyで進藤さんにメールをいただいて。そこで次世代事業統括部では学生以外にも様々なバックグラウンドの人がインターンとして働いることを教えていただいて、「なんだかおもしろそう!話だけでも聞きに行ってみよう!」と思い、ディップのインターンに応募しました。

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実はディップでインターンとして働くことが決定する前に、とあるシステム会社から正社員で内定をいただいて、そこへの就職も考えていたのですが、のびのびと楽しそうに働いているディップの皆さんの姿が浮かんで、ディップでインターンとして働いてみようと決意しました。

ー一緒に働いている社員やインターンのことを何人か紹介してください。

<社員>

・石井さん

気配り上手でとても包容力のある方です。

仕事への取り組み方、メンバーとの接し方など学ばせていただくことが多いです。面談で初めてお会いした時から「この人と一緒に働きたい!」と思っておりました。

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・香織さん

頼れる上司です。頭の回転が早いなといつも思ってます。 

チームの皆をガンガン引っ張っていってくださる、仕事のできるかっこいい方です。

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・松尾さん

優しい第一印象そのままの方でした。業務を進める上でいつもフォローいただいています。

物腰が柔らかく、人との会話を大事にして丁寧に接している、そんな印象を受けます。

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様々な仕事を任せてもらえた1年でした

ー入社してからこれまでに関わったロボット制作やRPA関連の仕事を箇条書きでいいのでざっと振り返りがてら教えてください。

・営業リスト作成用のデータ取得

まだロボットの操作の勉強中でしたので、手動でポチポチしてサイトから取ってきた情報をシートに転記していました。

・代理店日商作成ロボ

毎日締め後に行なっていた日商作成作業を合計3体のロボットを作成して組み合わせることで自動化しました。

・エンジニア求人サイトでのデータ取得

JavaScriptのコーディングの勉強になりました。

・勉強会用ロボ作成

作業で使用するExcelの仕様が度々変更になったので、結構な頻度でメンテナンスを行なった苦い思い出があります。 

・RPA AcademyのExcel講座とVBA講座の採点作業

担当インターンが退職されたので引き継ぎとして任命されました。データ抽出の部分をロボットを使って一部自動化しました。

・レポートアップロードロボ作成

営業ナレッジメールをPDF化して社内のポータルサイトへアップロードする作業を自動化しました。

・KPI配信

KPIの一覧をDLし、メール配信する作業を自動化しました。

・はたらこねっとの管理画面からCSVをDLするロボット

はたらこねっとの管理画面からCSVをDLする作業を自動化しました。ロボットがデータを扱いやすいように、作業で使用するExcelにVBAを取り込みました。

VBAを業務で使ったことはありませんでしたが、アカデミーの採点作業で得た知識とネットと参考書の知識で何とかなりました。

・battonの検証

AIが搭載されたRPAツールの動作検証を行ないました。

・コボットの検証

AI/RPA事業部が開発に携わっている新RPAツールの動作検証を行ないました。

中で扱っているプログラミング言語(C、VB.net等)が難解で、操作でかなり苦戦しました。

・RPACommunityオンライン登壇

レディース連合として石井さん、小林さん、乃万さん、自分の4人でオンラインで登壇のイベントに参加しました。直前まで資料が出来上がらなくて焦っていた記憶があります。

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ーいろんなロボットを作成してきた中で一番印象に残っているものはどれですか?

はたらこねっとの管理画面からCSVをDLするロボットです。私がディップで働き始めてディレクター業務を任せていただけた初の案件だったので印象に残っていますね。

他部署の方に業務のヒアリングを行なったり、要件整理をしたのもこの案件が初めてでした。

あとは、単純に作成に苦労したんですよね(笑)

RPAツールとVBAを組み合わせることになるなんて自分でも思いもしませんでした。今でも正直VBAを取り入れることが、最適であったかは疑問が残るところですが(他に探せばいい方法があるといまだに思ってます……)、あの頃の自分が出せる最善の結果だったのかなと思ってます。

「ありがとう」の言葉がやりがいです

ー今はどんな仕事を担当しているんですか?

今は主にRPAチームのマネジメントや全社のRPA企画・推進業務の一部を担当しています。

マネジメントでは、自分が担当しているチームのタスクの進捗確認・調整作業を行なっています。

全社のRPA企画・推進では、他部署でRPAを進めている部署に進捗の確認や困りごとがないかお伺いしたり、RPAの導入がまだの部署に導入を促して、全社でRPAが活発化するよう働きかけています。

ーディップの仕事で楽しいな、やりがいがあるなと感じるのはどんな時ですか?

ロボットを作って納品した際や作成のサポートをした際に、現場の方から「ありがとう」と一言いただけた時ですね。

単純なことですが、自分が誰か業務の手助けをしたことを感じられるのは嬉しいです。

日程調整から始まり業務ヒアリング、要件整理、ロボット作成どれをとっても簡単ではありませんし、手間もかかる分そこにやりがいを感じます。

あとは、自分が携わった案件の削減時間を算出している時に頑張って良かったなと思います。自分が「XXXのロボットを作成したことによって、年間XXX時間の削減に繋がった……」と数字を確認しては一人でニヤニヤしている時があります(笑)

数字などのデータで見ると頑張り度合いも見えるのでやる気に繋がりますね。

現場主導でRPA導入を推進していく

ー逆に大変だな、辛いなと感じるのはどんな時ですか?

他部署の方とのやりとりは未だに大変だなと思います。

部署での業務を洗い出ししてもらって、いざロボットを作っていこうとなっても、先方がそもそもRPAについてどこまで話を理解して、何に困っているのか等、感じ取るのは今でも難しいです。

ディップではあくまで現場主導でのRPA導入を推進していこうという方針なので、そこらへんの線引きも難しいですね。

これは私の悪い癖なのですが、依頼をいただいたらヒアリングからロボット作成まで何から何でもこちらでやってしまおうとしてしまうので……。

あくまでサポートする立場というのを忘れずに、現場と一緒に社内のRPA化を進めていきたいと思ってます。

ーこれからディップでやってみたいこと、ディップの外でプライベートでやってみたいことはありますか?

プライベートでは国内旅行全制覇したいですね。海外もいいですが、国内でまだまだ行ったことのない県が多いので。

仕事に関してはマネージャー業務が安定して行なえるようになってきたら、ロボットクリエイターとして復帰したいなと思っています。入社時に比べたら自分でロボットを作る機会はことが少なくなっているので。マネージャーとしてだけではなく、プレイヤーとしてまだまだ楽しみたい気持ちがあります(笑)

そのためにもまずはチームのマネジメント業務をしっかり行なって、誰から見ても「小沼にならRPAチームのマネジメントを安心して任せられる!」と思っていただけるように努力するのみです。これからも引き続き頑張ります!

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ディップでは、一緒に働くメンバーを募集しています。
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