#16 COOとの出会い【ディップの創業を調べるお】

ディップの創業を調べるお(※1)、ということで採用説明会などでよく聞かれる創業の物語について答えするコーナーを始めますm9( ゚Д゚)ドーン!

冨田という創業者が始めたこの会社にも、創業のドラマがありました。

こちらを徐々にお伝えしていきます。

冨田のひとりがたりスタイルです。
第十六弾は現在も他の役割で活躍するこの人との出会い。

COOとの出会い

2004年5月に上場したとき社員は80人ほどでしたが、2005年から本格的に中途採用と新卒採用を始めました。

会社においても、事業においても、成長するための「基本は人」と考えていたからです。

また、事業と人が急激に拡大するなかでの組織づ くりも急務となっていました。

小規模であれば私1人で全体を見ることも可能でしたが、人数が増えるにしたがって、組織をマネジメントできる人材を多く募集しなければならなくなったのです。

そこで大きかったのが、現在、代表取締役副社長兼COO を務めてくれている大友常世さんとの出会いです。

私は、年々拡大する組織に対し、私の代わりに現場を取り仕切ってくれるパートナーが欲しいと強く感じるようになっていました。

人材紹介会社に問い合わせ、適任者を探し始めましたが、なかなか思うような人とめぐり会えません。

そんな頃です。

“大友常世”という人物の話を聞き、会って一目で理想の人であることがわかりました。

前職でもすごい経歴の持ち主です。
組織運営のプロでした。

仕事の鬼とも聞いていましたが、実際に会った大友さんは、物腰の柔らかい、笑みを絶やさぬ人物でした。

「日本一、従業員満足度の高い会社をつくりたい」という想いで強く共感し合え、この人物なら現場を任せられると確信しま した。

当時の大友さんは、周りの人から「君はベンチャー企業の社長とは合わないから、やめておけ」と言われていたそうです。

彼は私を「独断的なITベンチャーの経営者だったらどうしよう」と考えていたらしいのですが、そうではなかったので、やっていけそうだと思ったそうです。

私は、自分で何でもやりたがるベンチャー経営者にありがちなタイプではなく、むしろ優秀な人材を集め て、その人に活躍してもらいたいタイプなので、うまくいっているのだと思います。

その大友さんが現場に密着して、率先して引っ張ってきたからこそ、現在800人もの人数の組織を安定して維持できているのだと大変感謝しているのです。

第十七弾もお楽しみに。

転載:ダイヤモンド社制作「ファンダーズスピリット」

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